チュート徳井の所得隠しは常習か…国税局が狙う“隠し資産”
事件に発展するのも時間の問題ではないのか。チュートリアルの徳井義実が設立した会社が3年間にわたって出演料などの所得を申告せず、東京国税局から約1・4億円の申告漏れなどを指摘された問題。23日夜に会見を開いた徳井は「本当にルーズだったというしかなくて、もう甘さ、怠慢がすべて」などと釈明していたが、実際は“確信犯”だった疑いが強くなった。
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FNNは24日、徳井が過去にも東京国税局から無申告を指摘されていた、と報じた。つまり、今回発覚した所得隠しは、ルーズや怠慢といった「うっかりミス」ではなく、“常習”の可能性があるのだ。元国税調査官の佐川洋一税理士はこう言う。
「今回は2つのポイントがあります。1つは、3年間の法人所得約1億円を全く申告していなかったことに対して無申告加算税(15%または20%)の対象となったこと。もう1つは、個人的な旅行代や洋服代など約2000万円を経費に計上していたことに対して重加算税(35%)の対象となったことです。普通に考えれば後者より前者の方が悪質と思うかもしれませんが、前者の無申告については、(本人が申告の必要性を十分に認識していたとしても)具体的な仮装隠蔽の事実が認められなかった、ということでしょう。逆に、後者の個人的な支出を法人の経費に計上していたことについては、内容は分かりませんが、何らかの仮装隠蔽の事実が認められたことになります」