このヒット商品と会社のヒミツ
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家族の予定も管理 実体験から生まれたママ向け手帳の勝因
11月に入り、2017年版が並ぶ手帳売り場がにぎわってきた。そこで注目したいのが、ママ向け手帳の「ペイジェムファミリーマンスリー」だ。自分の予定だけでなく、家族一人一人の予定も管理できるページ構成が…
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不二家「ミルキー」65周年 “看板娘”ペコちゃん誕生秘話
ペコちゃんのパッケージでおなじみ、不二家のソフトキャンディー「ミルキー」が今年、発売65周年を迎えた。この秋は定番の白いミルキーが大リニューアル。早速好調な売れ行きだ。 ミルクの自然なおいし…
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森永乳業「ピノ」 こだわりは口を開けた時に近い形状
1976年の発売から今年で40周年。定番バニラとアソートパックを中心に好調な売り上げが続く、森永乳業のロングセラーアイス「ピノ」に注目したい。 ピノはチョコでコーティングしたひと口タイプのア…
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累計販売1000万個突破 「ケシポン」ヒットは発想の勝利
ポンと押すだけで簡単に文字を隠せる個人情報保護スタンプといえば、プラスの「ケシポン」だ。2007年の発売と同時に大ヒットを飛ばし、個人情報保護スタンプというカテゴリーを創出。シリーズ展開も好評で、累…
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野菜初の機能性表示食品も サラダコスモに日本初多い理由
もやしを主力商品として、1980年から黒字経営を続ける発芽野菜のパイオニア、サラダコスモ。中でもいま話題なのが、野菜初の機能性表示食品「大豆イソフラボン子大豆もやし」だ。 小粒大豆を使ってお…
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実は大量生産の旗手 「でん六豆」人気確立までの紆余曲折
「でん、でん、でん六豆、うまい豆♪」で知られる「でん六豆」は、山形県の老舗豆菓子メーカー、でん六の看板商品で、1956年の発売から今年で60周年を迎えたロングセラー商品である。 カリッとした心…
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魅惑のコラボ「わさビーフ」のヒントは米レストランの味
わさび味のポテトチップスといえば、山芳製菓の「わさビーフ」。塩・のり塩・コンソメが王道といわれる市場において、1987年の発売以来、抜群の存在感でヒットを続けている。 和の「わさび」と洋の「…
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飴文化の継承目指す「カンロ飴」 ひと粒10分のこだわり
ひねり個包装された琥珀色のまんまるい飴玉、カンロの「カンロ飴」は、1955年発売のロングセラー商品だ。甘じょっぱい味わいはいつの時代も安定した人気で、累計販売数は50億袋以上にも及ぶ。 日本…
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「キリン生茶」ボトルのヒントは「ハートランドビール」
装いも新たに生まれ変わったキリンビバレッジの緑茶飲料「キリン生茶」が売れている。今年3月のリニューアル発売から5カ月で約1400万ケースを販売。昨年の同期間と比較すると約5割増という好調ぶりで、ブラ…
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年間計画は半年で 「バファリンプレミアム」絶好調の理由
OTC解熱鎮痛薬市場において、高機能カテゴリーが拡大中だ。中でも好調なのはライオンの「バファリンプレミアム」(指定第2類医薬品)。効き目と胃へのやさしさを両立させた「プレミアム処方」で、2014年の…
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時代に合わせイメージ刷新 花王「エッセンシャル」の戦略
花王の「エッセンシャル」は、業界で初めてキューティクルケアを提案したヘアケアブランドだ。消費者調査に基づく開発テーマと独自の技術で今も進化中。販売も好調で、とくに2014年の全面刷新以降は2ケタ成長…
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西友「みなさまのお墨付き」は高評価70%以上のみ商品化
加工食品カテゴリーを中心とする、西友のプライベートブランド(PB)「みなさまのお墨付き」は、2012年12月の誕生以来、商品化の判断を消費者にゆだねて成長中。15年も前年比15%以上の売り上げ増を達…
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キャラは妖精だった? ローソン「からあげクン」誕生秘話
ローソンを代表するオリジナル商品といえば「からあげクン」だ。1986年4月の発売から30年。販売数は累計25億食を突破し、今も快進撃を続ける。2015年度は過去最高となる1.6億食を記録した。 …
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1965年発売の銘菓「源氏パイ」は“源義経”が命名のヒント
愛らしいハート形でおなじみのパイ菓子「源氏パイ」は、1965年生まれのロングセラー商品だ。おやつやお茶うけの定番としてファミリー層を中心に絶大な支持を得ながら、近年はひと口サイズの「ミニ源氏パイ」や…
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素材探しに試行錯誤 大ヒット「ヨーグリーナ」誕生秘話
サントリー食品インターナショナルのナチュラルミネラルウオーターブランド「サントリー天然水」が好調だ。昨年は、透明なのにヨーグルトのしっかりとした味わいが楽しめる「ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」(…
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虫さされの救世主 「ムヒ」液体シリーズヒットまでの苦闘
悩ましい虫さされ、我慢できないかゆみの救世主といえば、池田模範堂の「ムヒ」シリーズだ。 ムヒは無比。「比べるものが無いほど優れた効き目」という意味を持つ虫さされ薬は、1926年に誕生した。缶…
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日本人の生活に定着 「ファブリーズ」大ヒットの“着眼点”
イヤなニオイが一段と気になる季節。布用消臭スプレーのパイオニア、P&Gの「ファブリーズ」に注目したい。1998年の発売以来、洗いにくい布製品をスプレーで消臭・除菌するという新しい生活習慣を広めてきた…
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仕上げで差別化 サークルKサンクス「ジャンボ焼きとり」
サークルKサンクスのカウンターフーズ「ジャンボ焼きとり」が人気だ。2011年に「焼きとり」シリーズとして発売開始。14年にはボリュームを増やして「ジャンボ焼きとり」となり、快進撃を続ける。累計販売本…
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「テング ビーフステーキジャーキー」人気復活の舞台ウラ
かつてハワイ土産の定番としてヒットを飛ばし、日本でも売れ筋のおつまみとして販路を広げたしょうゆ味のビーフジャーキー「テング ビーフステーキジャーキー」が再ブレーク。第2次成長期に突入だ。 独…
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針・糸なしでかばんが 「ボンド裁ほう上手」はなぜウケた
コニシの接着剤ブランド「ボンド」から、新たなヒット商品が誕生した。針・糸なしで服のアレンジやかばんの製作などができる布用接着剤「ボンド裁ほう上手」がそれだ。2012年の発売以来、売り上げは右肩上がり…