このヒット商品と会社のヒミツ
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ギャツビー「デオドラントボディペーパー」 は50代も愛用
汗やニオイ、ベタつきをサッとふきとり爽快に。近年、身だしなみに気を使う男たちのあいだで、ボディーペーパーが夏の必須アイテムになっている。中でも人気は、ギャツビーのデオドラントボディペーパーだ。 …
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グリコ「セブンティーンアイス」の意外な“初設置”場所は
いつでもどこでもアイスを楽しみたい。そんなニーズに応えてくれるのが、江崎グリコが展開する自販機アイス「セブンティーンアイス」だ。1985年から本格展開。現在では全国約2万台で販売し、アイス自販機では…
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累計販売数は8億5000万缶超 “ホテイのやきとり”誕生秘話
ビールがうまい季節。「ホテイのやきとり」でおなじみ、ホテイフーズコーポレーションの「やきとり缶詰」に注目だ。1970年に世界初のやきとり缶として誕生以来、市場をリード。いまも年間約1700万缶を売り…
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「ピエトロドレッシング」のタマネギは人の手でカット
ゆでたてのスパゲティも人気だが、ピエトロといえばやっぱりドレッシングだ。「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」は和風しょうゆ味ドレッシングの草分けで、近年は健康志向を追い風に低カロリータイプ(同社比…
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21年ぶり前年比増 サッポロ「黒ラベル」復活に2つの勝因
サッポロビールの主力ビール「黒ラベル」が好調だ。2015年はリニューアルや営業強化が実を結び、21年ぶりに前年を上回る売り上げを記録した。 時代に先駆けて誕生した生ビール。それが黒ラベルだ。…
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「ニベアメン」はスキンケア初心者の中高年狙いで大成功
男性用スキンケア市場が拡大を続けている。そのトップを走るのが、ニベア花王の「ニベアメン」だ。2002年に「ニベアフォーメン」として発売を開始し、ヒット商品に成長。とくに近年の好調ぶりは注目で、肌の悩…
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あえてソースで勝負 ファミマ「こだわりカレー」誕生秘話
具材感のないシンプルなカレーがうまいと評判だ。ファミリーマートのカレー弁当「こだわりカレー」は、300円を切る価格帯(税込み298円)ながらボリューム感があり、本格志向の味で支持を獲得。入れ替わりの…
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トクホコーラが契機 今や「キリンメッツ」は超世代飲料に
キリンビバレッジの炭酸飲料「キリンメッツ」が再ブレーク中だ。昨年は、レギュラーのフルーツ系炭酸を大々的にリニューアル。新シリーズの「メッツプラス」とトクホ飲料「メッツコーラ」も好調で、販売数量は対前…
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ミツカン納豆「金のつぶ」 “新参者”こその思い切りで活路
やわらかい食感と便利な容器で人気の「パキッ!とたれとろっ豆」をはじめ、バラエティー豊かなラインアップを揃える「金のつぶ」シリーズは納豆の革命児。1998年の誕生以来、画期的な商品開発でヒットを続けて…
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絶好調の「クリニカ」は予防をテーマに再スタートし成功
ライオンのオーラルケアブランド「クリニカ」が絶好調だ。2014年に「予防歯科」をテーマに、歯科専門家が勧めるセルフケアを実現するシリーズとして一新。予防の重要性を説く情報発信とラインアップ拡充により…
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「フリーズドライみそ汁」の原点は社長夫人の“主婦目線”
新年度がスタート。気持ちも新たに、朝食もしっかりとって一日を始めたい。そこでアマノフーズの「フリーズドライみそ汁」に注目だ。お湯を注いですぐ食べられるフリーズドライのみそ汁は近年、単身世帯の増加や生…
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ゼブラ「サラサ」が他社製品を圧倒する“書き味”の秘密
ゼブラのジェルボールペン「サラサ」シリーズは水性ボールペンのナンバーワンブランドだ。主力の「サラサクリップ」は豊富な色展開が好評で、2003年の発売からの累計販売数はすでに4億本を超える。一方で期待…
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栄養素は350g分 伊藤園「1日分の野菜」リニューアル秘話
野菜不足を手軽に補える飲料といえば伊藤園の「1日分の野菜」だ。2004年に誕生し、いまでは野菜100%飲料のナンバーワンブランドに成長。好調な販売で市場を牽引する。 野菜100%飲料で大きな…
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開発に3年「アラビックヤマト」“ざる”が課題突破のヒント
文房具の世界は、「これじゃなきゃ!」といわれるようなロングセラー商品が多い。ヤマトの液状のり「アラビックヤマト」もそのひとつだ。1975年の発売以来、均一でなめらかな塗り味を追求。圧倒的な使い勝手の…
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リニューアル大反響 明治「カール」バカ売れまでの試行錯誤
「それにつけてもおやつはカール♪」でおなじみ、明治の「カール」に注目だ。昨年、定番の「チーズあじ」「うすあじ」「カレーあじ」をリニューアル。年末からは受験応援商品「ウカール」が店頭をにぎわせ、現在は新…
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東海漬物「こくうまキムチ」 日本人好みの味で市場をリード
日本独自に進化を遂げたキムチが人気だ。 市場をリードするのは東海漬物の「こくうまキムチ」。名前のとおり「コク」と「うまさ」にとことんこだわった白菜キムチは、ごはんに合うおいしさで支持を獲得。…
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コクヨ「ハリナックス」 ヒット要因は穴を開けない新発想
針なしステープラーはいまや当たり前の選択肢。その代表といえるのがコクヨの「ハリナックス」だ。刃で紙に穴を開け、くりぬいた紙を縫い込むことで紙をとじる仕組みは、エコでありながら、最大12枚までとじられ…
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地道な改良こそ「大きな大きな焼きおにぎり」人気の秘訣
ニッスイ(日本水産)の「大きな大きな焼きおにぎり」は、家庭用冷凍焼きおにぎりのパイオニアだ。食べ応えはもとより、中までしょうゆ味がしみ込んだ焼きおにぎりはおいしさでも高評価。圧倒的な強さで市場をリー…
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フマキラー「アレルシャット」はマスク不満層の強い味方
花粉シーズンが到来だ。花粉対策の新定番といえば鼻用クリームとミストスプレー。そこでフマキラーの「アレルシャット」に注目したい。看板商品の「花粉 鼻でブロック」に加え、近年はスプレータイプの「花粉 イ…
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タカラ「焼酎ハイボール」は“甘さ控えめ”党の受け皿に
夜の街はいま、昔ながらの大衆酒場がトレンドといわれるが、アルコール飲料における大衆酒場といえば宝酒造の「タカラ『焼酎ハイボール』」だ。昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で生まれたという元祖焼酎ハイ…