内藤雄士が分析 トッププロの企業秘密
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C・コナーズはプレーンをきれいになぞるスイングが持ち味
カナダ出身のコーリー・コナーズは昨年、劇的なマスターズ出場を果たして話題になった選手です。 昨年のマスターズはタイガー・ウッズの優勝で大変盛り上がりましたが、大会に出場するだけでも、選手にと…
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M・ウルフの個性 飛距離特化のクセの強いループスイング
現在、アメリカで最も活躍が期待されているツアープロは、先日21歳になったばかりのマシュー・ウルフでしょう。 昨年5月の全米学生選手権で優勝して、最優秀アマチュアに贈られる「フレッド・ホスキン…
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イメージした動き再現 アーニー・エルスの資質と英才教育
PGAツアーチャンピオンズ(米シニア)は、3月初旬の5戦目を終えたところで、以降の試合は新型コロナウイルス感染拡大のため中止または延期になってしまいました。その5戦目のホーグクラシックでシニア初優勝…
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松山英樹が“遊び感覚”で身につけた抜群のアプローチテク
PGAツアーでは準メジャーと位置付けられるザ・プレーヤーズ選手権。今年は初日に松山英樹プロが9アンダーの単独首位に立つ好発進を見せてくれました。ところが、新型コロナウイルスの影響で、試合そのものがキ…
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イム・ソンジェ ゆったりと丁寧に上げるバックスイング
2017年の日本ツアーで賞金ランク12位という成績を挙げたイム・ソンジェ(任成宰)。24試合に出場して、優勝はなかったものの、予選落ちなし。とても弱冠19歳とは思えない安定したプレーを見せてくれまし…
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C・スミス リズムもスピード感も変わらない安定のスイング
1月にハワイで行われたソニーオープンでツアー2勝目を挙げたキャメロン・スミスは、飛躍が期待される26歳のオーストラリア出身の選手です。 初優勝は、2017年にPGAツアーで久しぶりに採用され…
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マーク・リーシュマンのヘッドを丸く振るアームスイング
豪州出身のマーク・リーシュマンは、マスターズや全英オープンなどで、たびたび優勝争いを演じていましたが、もう少しのところでメジャータイトルを逃してきた選手のひとりです。2009年にはPGAツアーのルー…
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チャンプのオーソドックスなスイングで放つ驚異的な飛距離
キャメロン・チャンプは、PGAツアー関係者やゴルフメディアが大きな期待を集める中、下部ツアーからレギュラーツアーへ18―19年シーズンに昇格した選手です。 下部ツアーは1勝だけでしたが、誰も…
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ケビン・ナ 球筋を自在に操り、失敗を恐れず果敢に攻める
ドライバー平均飛距離はランク188位と下位ながらも、ケビン・ナは2017~18年シーズンから3シーズン連続で着実に勝利数を重ねてPGAツアーで通算4勝としています。 もともと、グリーン回りか…
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キズナーの正確性 ライン出し重視した低いライナードロー
長打力がある選手が有利だと思われがちなPGAツアーですが、最近は正確性を重視する玄人好みの選手の活躍も多くなっています。ケビン・キズナーもそういう選手のひとりです。 身長177センチ、体重7…
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クレバーな攻めで抜群のパーオン率を誇るショットメーカー
今年2月のフェニックスオープンでトニー・フィナウとのプレーオフの末にPGAツアー6勝目を挙げたウェブ・シンプソン。抜群に高いパーオン率を誇るショットメーカーであると同時に、クレバーな攻めを得意として…
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G・マクドウェル フェース面変えず方向性重視のライン出し
G・マックの愛称で日本にもファンが多い北アイルランド出身のグレーム・マクドウェル。欧州ツアーをメインとしていた彼が世界的にブレークしたのは、2010年にペブルビーチGLで開催された全米オープンでの優…
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J・ジェーンワタナノンド 最新理論に基づく合理的スイング
タイは、トンチャイ・ジェイディー、プラヤド・マークセンら日本シニアツアーで活躍する強いプロゴルファーを輩出しています。そして今も、有能な若手を続々と世界のゴルフシーンに送り出しています。 ジ…
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クレバーなスイングのクーチャーは“ベン・ホーガンの再来”
1月のSMBCシンガポールオープンで日本ツアーは幕を開けました。アジアンツアーとの共同主管でしたが、ジャスティン・ローズ(英国)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、マット・クーチャー(米国)と…
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R・マキロイのビッグドライブは体の回転量が大きいトップ
昨シーズンの米ツアー最終戦を制して年間王者の座を獲得したローリー・マキロイ。今季に入っても好調を維持して、WGC―HSBC選手権で早々に勝ち星を挙げています。 スクラッチプレーヤーの父親に、…
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S・ノリス アプローチはSWだけではなくパターも使う柔軟さ
昨シーズン、今平周吾プロに次ぐ賞金ランク2位になったショーン・ノリス。アマチュアの金谷拓実君が優勝した三井住友VISA太平洋マスターズで2位になったことで、優勝賞金と同額の4000万円を得て賞金王も…
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C・リービーのショットはクラブヘッドフォーカスが正確
チェズ・リービー。よほどのPGAツアーのファンではない限り、耳になじみがない名前かもしれません。しかし、覚えておけば、今シーズンも「ああ、あの選手か……」というシーンが見られるかもしれません。 …
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フューリクはフェースをローテーションしない方向性に特化
全米オープンを含むPGAツアー17勝のジム・フューリクが、今年5月にシニア入りします。 1995年にツアー初優勝してからは、ほぼ毎年のように勝ち星を重ねていました。 しかし、ファンに…
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アフィバーンラト柔らかい体を生かしたしなやかなスイング
100キロオーバーの巨体を揺さぶるようにフェアウエーを、のしのしと歩くキラデク・アフィバーンラトという名前のタイ選手を覚えているでしょうか。 日本ツアーに本格参戦したのは2009年。プロにな…
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鈴木愛プロは下半身が微動だにしない再現性高いストローク
昨シーズンは、渋野日向子プロとのデッドヒートを制して、鈴木愛プロが2017年シーズン以来、2度目の賞金女王に輝きました。 鈴木プロも渋野プロも、歯切れのいいパッティングが特徴で、パター名手同…