プロ野球人物研究 対岸のヤジ
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阪神サイドスロー右腕・青柳晃洋は90年代の川尻哲郎かも
阪神のサイドスロー右腕・青柳晃洋の調子がいい。今季ここまで3試合に先発し、2勝1敗(1完投)、防御率は1・59だ(13日現在)。 青柳は2015年ドラフト5位で帝京大から阪神に入団した。大卒…
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阪神MBS砲の陰に隠れた「和製大砲候補」大山悠輔への期待
阪神タイガースは相変わらず不思議なチームである。今季は開幕から打線が絶不調で、12試合消化の時点で2勝10敗の最下位(チーム打率、得点ともに最下位)に低迷したときは早くも矢野監督の休養説が飛び交うな…
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魅力的なチームが多い中…私はなぜ阪神ファンのままなのか
なんというか、阪神がパッとしない。ここまでのチーム成績が良くないのはもちろんだが、それ以上に試合を見ていて胸が躍るというようなことがめっきり減った。 開幕戦の西勇輝の活躍も七回の交代(からの…
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プロ野球開幕で改めて実感 阪神和製大砲出現への険しい道
プロ野球がなんとか開幕した。早速、ソフトバンク・柳田悠岐やヤクルト・山田哲人、広島・鈴木誠也といった当世を代表する大スラッガーたちが豪快なホームランを放ち、あらためて野球における長打の魅力を感じさせ…
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大山に三塁争いの試練 虎名物「未完の大砲」の仲間入りか
今季、阪神の正三塁手はマルテなのか大山悠輔なのか。最近は大山の外野手起用も試されているため、2人ともスタメンに名を連ねるケースもあるかもしれないが、だからといって大山の外野固定も容易ではない。阪神の…
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コロナ騒動に続き遅刻…藤浪バッシング加速の危険な兆候
阪神・藤浪晋太郎の受難が続いている。入団4年目に突如として陥った極度の制球難、それによる不振からはや4年が経過した。今年こそは復活を期待されていたが、3月の新型コロナウイルス感染に続き、5月末には度…
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2010年代の阪神を回顧…メッセと能見で勝ち、そして負けた
いろいろあったが、6月19日にプロ野球が開幕することとなった。セ・パともに当面は無観客試合で、120試合のリーグ戦を消化する予定。西暦を10年ごとに区切っていくなら、2020年代という新しい時代がい…
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野村阪神と2人の「TSUYOSHI」プロ野球の黒歴史に3つの事件
今年2月に逝去した野村克也氏は晩年に受けたインタビューの中で「阪神の監督時代は汚点だった」と語ることが多かった。確かに選手・監督として偉大な成績を残した故人にとっては、阪神監督時代(99~01年)に…
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虎党人生で最も悔しい思いをしたのは「2008年の岡田阪神」
これまでの虎党人生の中でもっとも悔しい思いをしたシーズンはどれか? 私ならこの質問に2008年と答える。 早いもので、もう10年以上も前のことだ。今でも阪神が優勝を逃したことが信じられない、…
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JFKだけじゃない “リリーフ王国”阪神の伝統に隠れた光と影
阪神タイガースには古くからリリーフ投手王国の伝統がある。現役では通算250セーブの大記録を目前に控えた藤川球児が代表的だが、彼以外にも数多くの名リリーバーを輩出してきた。 記憶に新しいところ…
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阪神80年代以降の歴代ベストナイン“次点”あえて選んでみた
1980年代以降の阪神タイガース歴代ベストナインの「次点」を勝手に選ぶという茶飲み話の第2回である。前回のバッテリー編に続き、今回は野手編をお送りする。 まずはファースト。ベストはバースに決…
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阪神80年代以降の歴代ベストナイン“次点”あえて選んでみた
プロ野球がないなら茶飲み話でもいかがでしょう? というわけで、今回は私が選ぶ阪神タイガース歴代ベストナインをお届けしたい。歴代といっても1976年生まれの私がリアルタイムで見てきた選手に限定。つまり…
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プロ野球のない春に2002年“井川1失点完投”TG開幕戦を想う
新型コロナウイルスの感染拡大により、プロ野球の開幕日が再び延期されることとなった。しかも現状では新たな開幕日も決まっていない。すべてはコロナの状況推移次第といったところだ。 プロ野球の開幕と…
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コロナで露呈…阪神の後手対応と在阪マスコミの責務放棄
阪神の藤浪晋太郎ら3選手が新型コロナウイルスに感染したことについて、阪神球団の対応が問題視されている。感染の原因とされる3月14日の食事会が一部報道によって合コン的な集いであったことが発覚。詳細は割…
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プロ野球選手たちの「自宅待機ストレス」は想像を絶する
阪神の藤浪晋太郎ら3選手が新型コロナウイルスに感染し、プロ野球界に激震が走った。これを受けて、球界では全体練習や練習試合などが次々に中止となり、選手に一定期間の自宅待機を命じる球団も出てきた。 …
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阪神は山本昌氏が…元スター選手による臨時コーチの問題点
先日、元中日の山本昌氏が某テレビ番組の収録のために甲子園球場を訪問した。山本昌氏といえば、昨秋と今春の阪神キャンプで臨時投手コーチを務め、とりわけ藤浪晋太郎を熱心に指導する様子がニュースで伝えられて…
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ロッテは西岡ではなく元阪神・鳥谷を選択…決断の意味とは
元阪神・鳥谷敬のロッテ入団が決まった。ロッテとしては鳥谷の豊富な経験値だけでなく、本職のショートの他にセカンドやサードなど内野ならどこでも堅実に守れるユーティリティーぶりにも価値を見いだしたという。…
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日本ハム栗山監督の大胆采配に見る「成功体験」の乏しさ
日本ハムの栗山英樹監督は今季で就任9年目となる。昨季はチームが5位に低迷し、栗山監督の去就問題がマスコミに取り沙汰されたこともあったが、それでも過去8年間の実績(リーグ優勝2回、日本一1回)は素晴ら…
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阪神長老OB吉田義男のすごさ 86歳でも隠居知らずバリバリ
フォークボールの神様として知られる元中日の大投手・杉下茂氏が今年はキャンプ地に姿を見せなかったという。94歳という超高齢であることを考えると、お体のことが心配になってくる。球界のご長寿OBといえば、…
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野村克也氏が史上最高のプロ野球OBであると断言できる根拠
金田正一、高木守道に続いて、野村克也(いずれも敬称略)までもが鬼籍に入った。お三方とも昭和のプロ野球を代表するレジェンドプレーヤーだったが、野村克也についてはそれ以上の存在だった。投手の分業制やデー…