<第4回>東北の現状を伝えるのは役者の責務
「冷酷な忘却の自覚」と渡辺謙は言った。東日本大震災から5年、度重なる災害と被災地の現状を聞いたときだ。
「ことしの春、熊本の皆さんが大地震に見舞われましたよね。震災被災という観点で、それまで東北に向けられていた世間の目は熊本に移行していった。良い悪いじゃなく、そういうものな…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り858文字/全文998文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】