「自宅で面倒を見続けたら、私たち夫婦は破綻すると思いました」
「あなた、どちらさまですか」
神奈川県横浜市郊外の有料老人施設に入居している父(92歳)を見舞うとき、娘の石尾輝子さん(仮名、63歳)は、いつもこう言われる。
石尾さんの父親は、昨年の暮れに老人ホームに入居したばかり。それまでの3、4年間、自宅で父を介護していた石…
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