最期は“無”に帰る 山折哲雄さんに聞く「ひとり」の生き方
まずはひとり、自らのこころに立ち返れ――。宗教学者で思想家、山折哲雄さん(86)が著書「『ひとり』の哲学」(新潮選書)で唱える生き方は、そんな孤独のすすめだ。ついのすみかとする京都を訪ねた。
――そもそも「ひとり」とは何ですか。
「逆説的に聞こえるかもしれませんが…
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