東海大四・大脇監督が明かす 西嶋「超スローボール」の原点

公開日: 更新日:

――やっぱり原貢さんの影響は大きいですか?

「九州国際大(福岡)との試合は、スクイズもアリだなという場面があったんですが、1点を取りにいくよりも打たせましたね」

――原貢監督はスクイズを好まなかったそうですね。

「葛藤はありましたけどね(苦笑い)。正直言えばこれまでにもスクイズしてたら勝てたかな、という試合もありましたから」

――マスコミなどは「東海魂」だの、「原貢さんの遺志を継いで……」などと書いていますが、そう言わなきゃいけないな、と感じてしまうこともあるんじゃないですか?

「もちろん、ハラカンの教えは僕の原点です。僕も生徒に伝えたいと思ってやっています。それは普段の考え方というか、人生哲学の部分が大きいですね。だから、野球に関しては、東海のスタイルにこだわらず、いろんな野球を見たり、知ったりするのも一つだという考えもあります」

■「今の子供たちは締め付けるだけじゃダメ」


――監督はNTT東日本でプレー経験がありますよね。

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