池田勇太13位浮上 海外メジャー自己ベスト更新チャンス
【全米プロゴルフ選手権 2日目】
イーブンパー36位発進の池田勇太(30)が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算3アンダーまでスコアを伸ばし、23人抜きで一気に13位に浮上した。
インスタートの池田は10番で第1打を右クリークに入れて、ボギー先行。13番で初バーディーを決めたが、前半は強い雨の影響でプレーが40分にわたって中断するなど、厳しいコンディションだった。
後半は天気が回復し、グリーンがウエットになり、ボールが止まるようになった。3番はボギーだったが、4番5メートル、5番15メートル、6番1.5メートルの3連続バーディー。9番もバーディーで締めくくった。
「昨日からショットが好調で、それに増してパットが入ったからこういうスコアになった。前半は雨、風がきつくて、それに耐えた」(池田)
海外メジャーはこれまで9試合に出場して、予選落ち5回。最高成績は2010年マスターズの29位とさえなかったが、メジャーでの自己ベスト更新のチャンスだ。
日本代表として臨むリオ五輪に向けて、調子を上げていきたいところだ。
また、谷原秀人(37)は5バーディー、1ボギーの66で回り池田と同じ通算3アンダー13位で決勝進出。