リオ金の萩野公介 完全復活へ右肘の“反り”が10度足りず

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 右肘さえ完治すれば、トップレベルの泳ぎが期待できそうだが、自身の持つ400メートル個人メドレー日本記録更新を狙うには心もとない。平井監督によると、萩野は肘の関節が柔軟で、故障前は15~20度近くまで反っていたそうだ。肘の反り具合は背泳ぎのタッチの差にも大きく影響する。肘の反りの角度が故障する前に戻らなければ、タイムは伸びない可能性もあるというのだ。

 日本を代表するマルチスイマーは「10度の差」が勝敗を分けることになりそうだ。

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