赤い悪魔の門番が大迫潰し ベルギー最恐刺客が日本を襲う
身長190センチ、体重94キロの偉丈夫。「フィジカルモンスター」の異名で呼ばれている。これまでも世界中に強靱なフィジカルを誇るストライカーはいたが、ルカクほどの規格外のFWはいなかった。圧倒的なパワーとスピードを誇り、足元のテクニックも高い。
利き足の左足と同程度の強烈シュートを右足でも放つことができ、高いジャンプ力を利したヘディングシュートも大きな武器となっている。
「トップレベルのサッカー選手はGK以外、どんなに長身でも体重が90キロを超える選手は、特にアタッカーではまずいない。ルカクほどの体重があれば普通、オーバーウエートで動きが鈍くなるものだが、ルカクは別格中の別格と言っていい」とサッカー関係者が続ける。
「ゴムマリのような柔軟性と鋼のような強靱さを併せ持った筋肉の持ち主。昨年11月の日本代表の欧州遠征でベルギーと対戦した際、コンタクトプレーの強さでは日本トップのDF長友佑都(31=ガラタサライ)がルカクと何度かマッチアップしたのですが、試合終了後に『ルカクに当たりに行ってもびくともしないし、とにかく筋肉が硬いので<痛くて>しょうがなかった。サッカーをやって痛い! なんて生まれて初めて』とビックリしていた。長友のコメントひとつとってもルカクの“バケモノぶり”が際立っている」