クリンスマン「99%ない」で浮上 田嶋会長“意中の日本人”
当初は「西野監督が続投する流れ」と言われていたが、クリンスマン報道によってスポーツマスコミは「外国人の有力候補探し」に血道を上げているところ。そこに持ってきて田嶋会長には意中の人がいるという話も出てきた。サッカー事情に詳しい放送関係者が「田嶋会長の筑波大サッカー部の4期後輩に当たるJ名古屋を指揮する風間監督です」とこう続ける。
「風間監督が06年にJFAの特任理事を、08年から理事を務めたのも、すべて専務理事や副会長だった田嶋会長の肝いり人事。そして今回のポスト西野に風間を据えるという話ですが、実は16年11月に埼スタでのロシアW杯アジア最終予選サウジアラビア戦が引き分け以下に終わった場合、田嶋会長は(当時の)ハリルホジッチ監督を解任して<後釜に据える>と本人に約束していたのです。日本が2―1で勝利したことで立ち消えになったが、その時の約束を田嶋会長は果たそうとしている。名古屋は現在、J1最下位なんですけどねぇ……」
5日の帰国会見で西野監督は「7月末で契約満了という中で(監督という)仕事をさせてもらいました」と話し、田嶋会長は「この大会で終わるから、と(西野監督と)約束。それを守るために慰留はしなかった」と素っ気なくコメントした。