<1>レイズの仰天選手起用 2年連続リーグ最高勝率をマーク、牽引するネアンダー氏の契約延長
メジャーリーグのプレーオフは佳境を迎えている。
日本時間27日からはアストロズとブレーブスのワールドシリーズがスタートする。
ア・リーグとナ・リーグの頂上決戦だが、地区シリーズで敗れたとはいえ、今年のレギュラーシーズンもユニークな戦術とその実行力で100勝(62敗)、2年連続となるリーグ最高勝率を記録したのはタンパベイ・レイズだった。
昨年に続き、相手投手に対し、わずかでも優位性を生み出すために毎日のようにラインアップを組み替え、今年は162試合で158通りのラインアップを採用。投げる方に関してはマイナーとの選手の入れ替えを頻繁に行い、使った投手は計38人、そのうち23人が少なくても1勝を記録。セーブをマークした投手は14人にのぼる。しかもその全員がイニング数で規定投球回数に達せず、最優秀防御率賞の対象にならないという、なんともレイズらしい記録も残している。
ア・リーグ東地区優勝を決めた9月25日の試合後のトロピカーナフィールド。