<1>レイズの仰天選手起用 2年連続リーグ最高勝率をマーク、牽引するネアンダー氏の契約延長
そこから1100キロほど北にあるアスレチックパークのクラブハウスとはリモート(Zoom)でつながっており、2つの球場のクラブハウスでは同時にシャンパンかけが始まったという。
アスレチックパークとは、ノースカロライナ州ダーラムにあるレイズ傘下3A、ダーラム・ブルズの本拠地である。
球団は両チームの選手たちの優勝への貢献を考慮し、このような措置を取ったのだという。優勝の瞬間、たまたまダーラムにいただけでつい最近までタンパベイにいた選手がたくさんいるのだ。
今年31歳でメジャーデビューとなったルイス・ヘッド投手などは、上と下を12度も行き来している。このヘッド投手が初めてメジャーに昇格したのは4月23日、31歳の誕生日だった。選手たちをコマのように扱い、人間味に欠ける采配と揶揄されることもあるレイズだが、そんな心遣いこそがこのチームの一面でもある。
球団を牽引するのはエリック・ネアンダー野球最高責任者(The President of Baseball Operations)。実はレイズ、このネアンダー氏と優勝の決まる3週間ほど前に契約を延長している。