大谷翔平また偉業達成! 日本人初「選手が選ぶMVP」に リーグ最優秀野手も同時受賞
米大リーグ選手会(MLBPA)は28日(日本時間29日)、選手間投票による今季の各賞を発表し、投打の二刀流をこなしたエンゼルス・大谷翔平(27)が年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とアメリカン・リーグ最優秀野手に選ばれた。
1988年創設の年間最優秀選手で日本人選手の受賞は史上初。ア・リーグ最優秀野手は04年に262安打の年間最多安打記録を更新したマリナーズ・イチロー以来2人目の快挙となった。
ナの最優秀野手はフィリーズのブライス・ハーパー外野手(29=打率.309、35本塁打、84打点)。最優秀投手はアがブルージェイズのロビー・レイ(30=13勝7敗、防御率2.84)、ナがドジャースのマックス・シャーザー(37=15勝4敗、同2.46)だった。
MLBPAのインタビューに応じた大谷は「すごくうれしい。他の賞はもちろんうれしいが、現場の、実際に戦っている選手からそう言ってもらえるのは特別なこと。素晴らしい選手のプレーを見ることで、自分も引き上げられているのかな。来年以降も高いレベルで競い合えるシーズンを遅れたら、幸せだ思っている」と話した。
今季の大谷は投手で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振。打者では打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁だった。
全米野球記者協会会員の投票で決まるMVP(最優秀選手)は11月18日(同19日)に発表される。