無能無策に怒りの声が次々 安倍政権は芸能界を敵に回した
《汚らしい嘘や狡は絶対に許されない》
キョンキョンこと、小泉今日子(54)のSNSでのコメントに続けと、芸能界からの「アベNO」発言が続いている。
政府が配布する布マスクにカビ付着や変色、虫の混入が見つかったアベノマスク問題。投じられる血税466億円の内訳について、製造元などをひた隠しにするなど、悪質で悪辣な内幕がボロボロと露呈。
《カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない》と小泉は投稿した。
落語家の笑福亭鶴瓶(68)はラジオで無能無策の安倍政権をこう斬った。
「もっともっと前に、いろんな判断やってくれたら、早くやってくれたら死なんでええ人もおったと思うねん。早く判断せんで、コロコロコロコロ変わってきてるから」
アベノマスクには、「日本(の業者)に頼んだったらええやん。マスクを日本で作るという考えはないのかゆうねん。何億も使って。コロナがたくさん出てるところに、なんでマスク(の製造)頼むねん」と声を荒らげた。
芸能界において、政治的発言はタブーとされてきた。タレントに政治色がついて仕事が減る恐れがあるし、CMのスポンサー企業から発言しないよう歯止めがかかることもあるからだ。芸能プロも、情報番組などで政権批判を控えるようお達しを出したりしていたが、「安倍首相の星野源とのコラボ動画が芸能人の怒りに火をつけた。いまは忖度することなく多くの芸能人が声を上げている。このままでは干上がってしまうからです」(芸能プロ関係者)。
世良公則(64)は自民党の甘利明議員のSNSについて、「政府の援助無しでここまで弱りきっていても『今は我慢する時』と自分に言い聞かせ努力するのが日本人。そんな国民に政府は『はいはい。良くできました。もう少しです。頑張りましょう』と言える神経が理解できない」と批判コメントを発信。すると事務所宛てのメールに自民党員を名乗る人物から「甘利議員のコメント批判をするな」と脅迫ともとれる文面で抗議があったそうだ。世良は「今後このような事があれば法的対応も考えさせて頂きます」と更に怒りを爆発させている。