著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

田丸美寿々、小宮悦子、安藤優子 草分け3人の共通項は不倫

公開日: 更新日:

「女子アナ30歳定年論」はいまだに根強い。社員アナとして入社するも活動のピークは短く、毎年入ってくる後輩アナにトコロテンのように押し出されて露出が減る。

 居場所を失い窓際になっても居続けるか、結婚・退社か、フリーになるかの3択。多いのは残留組だが、フリーになる人も少なくない。

 今も元日テレの夏目三久、元NHKの膳場貴子らが活躍を続け、最近はキャスター専門の事務所も増え、フリーになる環境は整えられている。

 見る側も女性キャスターは当たり前の時代だが、昔は「大事なニュースを女性がしゃべると信憑性がなくなる」と敬遠されていた。この古い風習を打ち破ったのが田丸美寿々だった。フジの局アナからフリーとなり活躍した。肩まで伸ばした髪は適度なパーマ。高級クラブのチーママみたいな妖艶な雰囲気を持っていた。

「出勤前のママ」と揶揄する声もあったが、話は鋭くわかりやすい。自分の意見も堂々と主張する。「同じニュースを見るなら美魔女のほうがいい」という男性に支持された。田丸は女性キャスターの時代へ突入する草分け的な存在となった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言