【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

公開日: 更新日:

「突然たくさん連絡が来て、恐らく美穂の訃報の件だと思ったんですけど、あまりのショックに放心状態で…」

 こう語るのは、 6日に都内の自宅で死亡しているのが見つかった中山美穂さん(54)を発掘した所属事務所ビッグアップル創業者の山中則男氏。この日は大阪市内でクリスマスコンサート2公演が予定されていた中山さん。待ち合わせ場所に来なかったため、所属事務所関係者らが自宅を訪問し、浴室で動かなくなった中山さんを見つけ、駆け付けた医師らによって死亡が確認された。同日昼過ぎに訃報を聞いた“育ての親”は動揺のあまり言葉を失っていたというが、7日朝、山中氏が日刊ゲンダイの取材に応じてくれた。

  ◇  ◇  ◇

 14歳の時、1985年放送のTBSドラマ『毎度おさわがせします』のツッパリ少女・のどか役で女優デビューした中山さん。思春期の性をテーマにしたホームコメディードラマだったが、刺激的なシーンやセリフも見事に演じきった。

「この時代に放送したら、それこそ『不適切にもほどがある!』とSNSで拡散されそうなぶっ飛んだ内容でしたね。当時も大手事務所ならお断りするような過激な内容だったと思いますが、彼女も私もこれからの立場だったので喜んで仕事をお引き受けました。それでも、美穂はそれまで満足に演技のレッスンを受けたことがなく、ほぼぶっつけ本番の状態。しかも、まだ中学生なのにあの内容でしょう。さらに撮影は朝から晩まで…。TBS緑山スタジオに泊まり込んでぶっ通しですよ。現場で思わず美穂が泣き出したなんて話も聞きました。それでも彼女は根性が座っていて、“イヤだ”“辛い”と泣き言やワガママを言って我々を困らせたことは一度もありませんでした」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    二宮和也「ブス発言」と中居正広「指差し高笑い」の“イジリ”のダサさ…中高年になっても若い時のまま

  2. 2

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  3. 3

    巨人元バッテリーコーチがFA甲斐拓也獲得を悲観…「人的補償で未来の大切な戦力を失いかねない」

  4. 4

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  5. 5

    大阪万博チケットさっぱり売れず…1100万枚完売しないと赤字に、損益分岐点1840万枚なのに販売済み約744万枚

  1. 6

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 7

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  3. 8

    上沢直之がソフトバンクを選んだ納得の理由 「4年8億円」に対し日本ハムは単年提示だった?

  4. 9

    佐々木朗希「争奪戦」から降りた球団の言い分とは? たった10億円超で手に入る金の卵なのに

  5. 10

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か