参謀本部は傍受する敵のラジオ放送を都合よく解釈した
ガダルカナル戦の推移は極めてわかりやすい構図で進んだ。日本側がアメリカ軍の上陸戦力を読み違えて、対応する兵力を間に合わせのような状態で送ったのである。言い方を変えれば、アメリカ軍の上陸戦力が10なのに3と予想して3に対抗する戦力を送っては戦果を期待していたのだ。兵士たちがどれほ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り858文字/全文998文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】