大谷翔平に手術回避の勧め…左打ちで“経験者”の柴田博之氏
エンゼルス・大谷翔平が依然として打撃好調だ。
9日(日本時間10日)のホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場し、3打数1安打1四球。八回の第4打席で右中間への二塁打を放ち、7戦連続安打とした。スタメン出場に限れば10戦連続安打と、当たりが止まらない。
八回のチャレンジでアウトと判定されたものの、三盗も試みるなど、野手としてのスキルの高さをアピールしている。
その二刀流が難しい決断を迫られている。右肘靱帯に新たな損傷が見つかり、診察を受けた医師から靱帯を再建するトミー・ジョン(TJ)手術を勧められているのだ。
大谷は10日(同11日)にも球団と今後の方針を話し合い、結論を出すとみられる。
6日付のロサンゼルス・タイムズ(電子版)によれば、肘の専門医であるセントチャールズ整形外科(ニューヨーク)のルーガ・ポデスタ氏は「来季の大谷が打席に立たない理由はない。送球しないDHなら、(メスを入れても)約6カ月で復帰可能だ」と話しているが、本当に早期復帰が可能なのか。