ソフト今宮が目下パ2位Tの5本塁打「守備の人」を覆せるか

公開日: 更新日:

 小さな「大打者」がこの日も躍動した。

 10日の日本ハム戦、ソフトバンクの今宮(27)が六回、今季5号となる同点2ランをかっ飛ばした。試合は延長で競り負けたものの、それで今宮の打撃の価値が下がるわけではない。強打者揃いのパにあって、172センチの今宮の5本塁打はリーグ2位。打率.340、7打点と絶好調だ。

 過去、今宮が打率3割を超えたことはなく、本塁打も2017年の14本が最多。それでも昨オフ、年俸2億6000万円プラス出来高の4年契約という破格のオファーを受けたのは、遊撃守備や犠打などの貢献度を評価されたからだ。

 しかし、17年に52個をマークした犠打も、今季はゼロ。柳田とまでは言わずとも、力強いスイングで2番を打っている。

「明豊高校時代は通算62本塁打の強打者。もともとパワーはありますからね。これまでは主に2番や下位打線としての役割に縛られていたフシもあった。過去には本塁打を打ったにもかかわらず、王会長に『今宮に求めてるのはそういうのじゃないんだけどね』と苦笑いされた経験もある。工藤監督は現在の今宮の打撃を評価しているので、バント封印もOKと聞いている」(球団OB)

 打って打って打ちまくって、「守備の人」の評価を覆せるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議