楽天の新助っ人が地元ファンの期待に応えた。
8日、楽天は四回表終了時点でソフトバンクに0―7と大敗ムード。そんな雰囲気をバットで振り払ったのが今季新加入のブラッシュ(29=前エンゼルス)だ。
四回裏に2ランで反撃ののろしを上げると、八回にも2ラン。九回には辰己のサヨナラヒットにつなげるタイムリーを放つなど、5打数3安打5打点と躍動した。
昨季はエンゼルスで大谷翔平と同僚。話す機会も多く、大谷から日本人投手の配球や、日米の野球の違いなどをレクチャーされたという。
くしくも、大谷の出身は楽天がフランチャイズとする東北の岩手県。ブラッシュを通じて、大谷が地元に恩返しをしたのかもしれない。