また連敗で自力V消滅寸前 崖っぷち広島ナインの“ゲン担ぎ”
4連覇は風前のともしびだ。17日、広島がDeNAに連敗。この日は巨人もヤクルトに負けたため、自力Vの可能性は残ったが、3連覇中に見せていた勢いが見られない。
連敗が続いたまま4日間の球宴休みに入った広島。その間、流れを変えようとゲン担ぎや神にすがる者もいた。
リードオフマンを任されることも多い西川龍馬(24)は「休みの期間に地元(大阪)の神社で“鍛錬”してきた。結果が出るようにお願いしてきました」といい、休み明け(15日)の第1打席で中前打を放ち、連敗ストップの口火を切った。
松山竜平(33)も球宴休み中、家族で神社を訪れたという。
「家族で下関へ行ったとき、せっかくだからと亀山八幡宮に行きました。神社の名前が書いてあるところ(鳥居にある『亀山宮』と彫られた文字の『山』の部分)に野球ボールが挟まっていたんです。奥さんはその(野球にまつわる御利益の)存在を知っていたみたい」
その松山は後半戦初戦は4打数2安打と結果を出したものの、17日は内野安打の際に一塁手ロペスとの交錯を恐れてベースを踏み忘れる凡ミスを犯してしまった。