4年30億円超契約の楽天・浅村 パ4位の28HRでは不足も不足

公開日: 更新日:

 給料を考えれば、この程度の働きではまだまだ足りない。

 25日、3位楽天は2位西武に14―2で大勝。ゲーム差は2.5となり、首位ソフトバンクとの差も6に縮まった。

 その試合で古巣相手に2ランを打ったのが元西武の浅村(28)だ。4点リードの五回に一発を放ったが、今季は成績が芳しくない。リーグ4位の28本塁打、同8位の74打点はともかく、打率は.264。得点圏でも.250とイマイチなのだ。

 昨季は打点王に輝くなど、打率.310、32本塁打、127打点。3割30本の強打者として、一部報道で「4年30億円超」ともいわれる破格の契約を楽天と結んだ。要求される成績も高いだけに、現在の成績では不足も不足だ。

「得点圏打率も昨季は3割5分以上でしたからね。昨季の西武はトップバッターの秋山から、源田、浅村、そして山川、森、外崎と、好打者、強打者揃い。相手投手は浅村だけをマークするわけにもいかず、まるで気が抜けない。その点、楽天は……。浅村も勝手が違うと思っているかもしれません」(西武OB)

 優勝争いが佳境に入るシーズン終盤。ここで打ってくれなければ、楽天も大金を積んだ甲斐がない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末