話題の巨人・丸“あっち向いてホイ打法”を広島・誠也に聞く
巨人・丸佳浩(30)が前日12日のDeNA戦で、頭を残しながら腰を逆回転させ、右翼席中段にたたき込むなど2発を放った「ツイスト打法」が話題だ。打った瞬間は打球方向の右翼ではなく、三塁側ベンチ方向を向いていた。丸は「打った瞬間、僕もどこに行ったか正直分からなかった」と振り返った。
まるで「あっち向いてホイ」のような丸の打法について、打率.335で目下、セ・リーグ首位打者の広島・鈴木誠也(25)に、13日の巨人戦前に聞いた。鈴木はかつて、合同自主トレで丸に弟子入りしたことがある。元・門下生でもある。
「丸さんのきのうのホームランは凄いっすね。基本的にツイスト打法は開きを矯正するためにやるんです。ああ、開いてるな、と思ったら、まずは練習で取り入れてみます。僕は試合でもやりますよ。今はやっていませんけど。あくまで開いていると感じる時に一時的にやる感じです」
巨人は6日のヤクルト戦まで6連敗を喫した。丸はこの間、22打数2安打と極度の不振に陥った。阿部の助言で翌7日のヤクルト戦から取り入れると、いきなり2安打。導入後は5試合で18打数8安打、打率.444と復調の気配を見せている。