「CS男」の面目躍如 ソフトB内川聖一が短期決戦に強いワケ
鷹のCS男が、ファイナルステージへのキップをもぎ取った。
ソフトバンクは7日、楽天に2―1で勝利。全打点を叩き出したのが、ベテランの内川聖一(37)だ。
浅村のソロで先制された直後の四回、2死一、二塁の場面で同点タイムリー。七回には決勝打となる先頭打者弾を放ち、チームを勝利に導いた。
内川は今季が2年契約の2年目。年俸4億円と破格ながら、昨季は打率・242、今季は・256と期待に応えられなかった。首位打者争いの常連だった面影はなく、オフの契約更改でダウンは免れないだろう。
「一時代を築いたヒットメーカーとはいえ、さすがに年齢が年齢です。若い頃はケガ知らずだったが、近年は故障が増加。その上、トシのせいか完治しにくいという悪循環に陥っている。動体視力も衰えているともっぱら。そのため、キャンプでは動体視力強化のトレーニングに励んでいた」
とは球団OB。今の内川に、長いシーズンを戦い抜く力がなくなりつつあるのは確かだろう。
■CS3冠