日ハムOBが指摘 清宮幸太郎の右肘手術は終わりの始まりか
「こうなることは、予想がついていました」
日本ハムOBがこう言う。
清宮幸太郎(20)が17日に右肘関節形成の手術を行うことが決まった。球団によると、リハビリには約3カ月を要する見通しで、来年の春季キャンプでの復帰を目指す。清宮は球団を通じて、「来シーズン開幕までに時間があるこの時期に、手術をするという決断は自分自身ではプラスに捉えています。今はしっかりと治すことに専念して、また進化して戻ってきたいと思います」とコメントした。
関節形成術といっても、さまざまな術例があり、どのような手術をするかの詳細は不明だが、清宮はこの右肘に以前から“爆弾”を抱えていた。昨年7月に右肘の炎症により1カ月強の間、二軍暮らしを強いられ、今季もシーズン中から右肘の痛みに悩まされていたという。
「清宮は今年3月の右手有鉤骨骨折のリハビリを終え、5月下旬に一軍昇格後、試合に出場しながら早出の送球練習をするなど、スローイングの改善、守備力の向上に取り組んでいた。練習、試合後にはアイシングを行い、送球制限もかけていたとはいえ、練習量が増えると右肘が悲鳴を上げる状態。痛めては休むの繰り返しだったそうです」