著者のコラム一覧
平井隆司デイリースポーツ元記者

1942年、大阪府出身。旅行会社に就職するも4年で退社、デイリースポーツへ。阪神の担当記者として数々の事件や騒動を取材。デイリースポーツ編集局長やサンテレビ常務など、神戸新聞グループの主要ポストを歴任した。著書に「猛虎襲来」「阪神タイガース『黒歴史』」。

山内一弘が仰天「阪神ファンはポンと50万円くれるんだ」

公開日: 更新日:

 なんでもかんでも東京のマネをしなくてもいいのに、「大阪都」を目指す大阪市は今では地下鉄を大阪メトロと名付けている。

 そのメトロの東梅田駅発の谷町線に乗ると、20分もしないうちに「谷町六丁目」の駅に着く。

 多くの人に知られている「タニマチ」はこの町で生まれている。

 タニマチとは……代表的な例をいえば、お相撲さんがわかりやすい。あれこれの世話を焼き、出世しろ、大関を目指せ、横綱の土俵入りをみせろと、口では言わず、食事に連れ、遊郭に連れ、そして帰り際に分厚い札束を手渡す。かような人物をそのように言った。

 大阪商人の遊び心。少し、見方を変えれば虚栄心の表れといった方が的を射ているかもしれない。

■外科医か呉服屋の旦那衆か

 明治の時代、谷町に住んでいた外科医が最初の人物だ、いやいや呉服屋の旦那衆が先だ、と「タニマチ」の語源探しはしばしば酒の肴になる。いまだにそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性