日ハム栗山監督にファンが退任勧告も…後任不在の痛し痒し
「栗山監督は即刻辞めてくれ」「いつまで我慢させるのか。そのうち誰も見向きしなくなる」
最下位に低迷する日本ハムを巡って、ファンの怒りが沸騰している。
今季ここまで7勝14敗4分け。首位ソフトバンクに早くも6ゲーム差をつけられている。チーム打率.215、73得点、防御率4.20、117失点はすべてリーグワースト。ドラフト1位新人の伊藤大海(苫小牧駒大)は4試合に先発し、すべての試合で6回3失点以内のクオリティースタート(QS)を達成しているが、1勝もできていない(0勝2敗)。
揚げ句の果ては、主砲の中田翔が7日のソフトバンク戦で三振後、ベンチでバットを叩き折った上に、ベンチ裏で転倒。右目に青タンをつくって翌日の試合を欠場するなど、ドタバタぶりも露呈した。
そんな中、ファンの怒りの矛先が栗山監督に向けられ始めている。
2016年に日本一を達成して以降の4年間はBクラス3度。ここ1、2年はシーズン終盤になると必ず自身の去就問題が浮上している。清宮幸太郎や吉田輝星ら、指揮官が見込んで起用し続けた若手有望株の成長速度が遅いことも、怒りに拍車をかけているようだ。