巨人・戸郷に中4日の“特攻ローテ案”浮上 桑田補佐が後押し
2年ぶりのセ・パ交流戦が25日、開幕した。首位阪神を4.5ゲーム差で追う2位巨人の原辰徳監督(62)は「交流戦で勝負をかける」とナインに通達したという。
先発投手陣は開幕ローテーションだった菅野、今村が二軍調整中で現在4人。27日の楽天との3戦目は高卒3年目の横川が抜擢される。それでも6連戦最後となる30日のソフトバンク戦の先発が不在という緊急事態。そこで、この日の楽天戦に先発した戸郷翔征(21)を中4日でソフトバンク戦に投入する“特攻ローテ”の可能性が浮上しているというのだ。
原監督には「先発投手の登板間隔を詰めて少数精鋭で戦うのが理想」という持論がある。相手は日本シリーズで2年連続4連敗を喫している天敵ソフトバンク。二軍の若手より、信頼する投手を送り出したい思惑もあるだろう。常々、こんなことを漏らしているからだ。
「先発投手は中6日もあって100球しか投げないというのは少な過ぎ。もし100球で交代するなら、先発投手には中4日か中5日で投げてもらわないと。だってメジャーは中4日で投げるでしょ? そうでないなら、先発投手は130球くらいは投げないとダメ。それぐらいの強さを投手には求めたいよね」