ロッテ戦力外の大嶺祐太が中日と育成契約 TJ手術から3年、球速150キロで来季大化けも!
ロッテから戦力外になった大嶺祐太(33)が13日、中日と育成契約。名古屋市内の球団事務所で会見し、「体も元気。一日も早く支配下になれるように頑張りたい」と決意を語った。
大嶺は2006年の高校生ドラフト1巡目でロッテに入団。高卒1年目に先発デビューするなど15年間で29勝(35敗)を挙げた。が、度重なる故障に見舞われ、19年1月には右ヒジの靱帯再建手術、いわゆるトミー・ジョン手術を受けて育成選手契約に。昨年8月に支配下選手に昇格し、今年6月に4年ぶりの白星を手にしていた。
8試合に登板した今季はその1勝のみで防御率は4.09だったが、トミー・ジョン手術を受けた投手は、術後1年半から2年以降に再建した靱帯の強度が増し、球速が上がるケースが多い。ロッテ関係者によれば、大嶺も「昨年は150キロも計時。手術前よりスピードはアップしている」という。
大嶺は手術から約3年が経過した。拾い物になる可能性はある。