日本ハム新庄監督は試合後「囲み取材」回避すでに3度…広報コメントのみに募るファンの不満
今季、試合後の囲み取材をすでに3回も回避しているのが日本ハムの新庄剛志監督(50)だ。
初めて囲み取材に応じなかったのは、先月30日の西武戦後。球団広報を通じ「あした、あした」という短いコメントを残した。その次は1日のオリックス3連戦の初戦。またしても広報経由で「今川君、松本君、守備の連携が少しずつ成長してきている。これを続けていれば必ず良い方向にいく」とした。
七回まで2ー2という接戦を落とした3日にしても、「ミスが多いとこうなるよね。これから、これから」と、広報を通じたコメントだった。
チームは開幕から1勝8敗。新庄監督は今季を「1年間のトライアウト」と位置付けて選手育成に重点を置いており、勝利を最優先にしていない。「それでも、ファンとして采配や選手の起用法について、監督の意図を知りたい」と、コアな日本ハムファンを自任する戯作者の松崎菊也氏はこう話す。
「例えば、3日のオリックス戦。同点の八回にベテラン宮西がマウンドに立ったでしょ。1死三塁で、相手打者は高卒3年目の紅林。カウント3-1で申告敬遠をして、日本屈指のスラッガー吉田と勝負したのも疑問です。結果的にここで打たれてアッサリ負けた。それに、この日の四番は捕手の郡でした。どんな意図だったのかナマの声で聞きたいし、そうすれば自分の中でも消化できるのですが……」