ボロ負け巨人でウォーカーだけが大当たり 米独立リーグが新外国人発掘の“新鉱脈”に

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 ボロ負けの巨人で、この男だけは元気がいい。

「米独立リーグ2年連続MVP」の触れ込みで、今季加入したアダム・ウォーカー(30)である。24日のヤクルト戦で3安打。打率を3割に乗せ(.305)、セ・リーグ4位に浮上した。15本塁打、34打点は岡本和に次ぐチーム2位。

 左翼からまともに送球ができない守備面が度々問題視されるが、原監督が「(打球の)飛距離は群を抜いている。(左翼の)守備は上手とはいえないが、毎日、亀井(外野守備兼走塁)コーチとよく練習をやっている。8月くらいになれば、さらにうまくなっている。自分に厳しくできるのは彼の特徴」と賛辞を惜しまないのは、もちろん打つからだけではなさそうだ。

 さるチーム関係者がこう言った。

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