日本ハム郡拓也“独り相撲”…プロ1号弾の直後、決勝点となる痛恨悪送球でチーム5連敗
21日のオリックス戦の五回、プロ第1号となる先制2ランを左翼席に叩き込んだのが日本ハムの郡拓也(24)だ。
日本ハムは新庄剛志監督(50)を含め、計20人のコロナ感染者が出ている。その欠員を埋めるため、コロナ特例で二軍選手が大量昇格。15日に二軍落ちしていた郡も急きょ呼び戻されたうちのひとりだ。
本職は捕手ながら、この日は「8番・三塁」でスタメン出場。新庄監督は「3日もあれば人生は変わる」と言っている。本人も本塁打を打った後、してやったりとばかりに「あとは必死に守ります。魂!」とコメントを出したが、直後の六回に表情が凍りついた。同点とされてもなおも1死二、三塁のピンチで紅林が放った三ゴロを本塁へ痛恨の悪送球。2点を献上した。これがオリックスの決勝点となり、チームは5連敗である。
本職ではないポジションでのエラーとはいえ、チャンスは限られている。一軍に定着するにはさらなるアピールが必要だ。