巨人がベイ戦力外の三上朋也と育成契約も支配下登録は3.5倍の“狭き門”…ソフトBは18倍!
またひとり増えた。
16日、巨人がDeNAを戦力外になった三上朋也(33)と育成契約。入団会見で三上は「いち早く支配下を勝ち取り、初心に戻って巨人で自分のポジションをつくっていけたら」と意気込んだ。
そうは言っても、巨人での支配下契約は容易ではない。現在、育成選手はなんと47人。巨人は昨秋、「年俸2億円の梶谷隆幸や元ドラフト1位の高橋優貴、平内龍太ら大量11人を育成契約に切り替えた。補強に備えて枠をあけるための『支配下外し』が疑われ、物議を醸しました」(マスコミ関係者)。その影響で現在、支配下選手は57人。上限の70人まで13人分の枠が残されているとはいえ、育成選手が支配下を勝ち取る倍率は約3.5倍の「狭き門」だ。
■ソフトバンクは育成に定評ありも…
だが、その上をいくのがソフトバンクである。球界初となる四軍を設置し、昨秋のドラフトでは両リーグ最多となる14人の育成選手を指名。大量指名の影響で、育成選手は54人に膨れ上がった。