西武ドラ6新人・児玉亮涼が活躍も…首脳陣が何よりも恐れる「所沢遊撃隊」再結成
このままルーキーが定着してくれれば言うことはないのだが……。
WBC中の負傷により、遊撃のレギュラー、源田壮亮(30)を欠いて開幕した西武。開幕2試合は高卒3年目の山村崇嘉(20)が遊撃を守ったが、7打数無安打4三振と期待に応えられず。3試合目からはドラ6ルーキーの児玉亮涼(24=大阪ガス)と交代し、こちらは5試合で打率.214。4日の楽天戦でプロ初安打初打点をマークし、6日には4打数2安打とマルチヒットを放った。
WBCで右手小指を骨折した源田は、4月いっぱいは治療に専念。復帰は5月になるという。それまで児玉が定着してくれればまだしも、そうでなければ再び「所沢遊撃隊」が結成されることになりかねない。
西武は中島(現巨人)が2012年オフに米国移籍すると、若手やベテラン、二軍選手などがポジションを争い、熾烈なアピール合戦が行われたーーと言えば聞こえはいいものの、実際は誰も遊撃に定着できなかっただけの話。「所沢遊撃隊」とは、そんな候補者たちがネットなどで皮肉られたものだ。