西武・長谷川信哉がプロ初サヨナラ弾! ピンチをチャンスに変える“逆境”での強さ
現場はもちろん、フロントもホッとしたことだろう。
高卒3年目、西武の長谷川信哉(21)が7日の中日戦、同点の九回1死から自身初のサヨナラ本塁打を放った。
敦賀気比高から2020年育成ドラフト2位で入団。22年7月に支配下登録された。今季は開幕一軍は外れたものの、5月10日に一軍昇格。16日の日本ハム戦では、1点ビハインドで迎えた九回2死から、同点に追いつく起死回生のプロ初本塁打を放った。
本人は試合後、「自分は逆境に強いタイプだと思います」とした上で、こう続けた。
「高校3年の時に、甲子園はコロナでなくなってしまったんですけど、(県の)独自大会で公立高校にリードされる中、自分の本塁打から逆転しました」
実際、福井県の独自大会で2試合連続本塁打を放つなど、主砲としてチームを牽引。これが西武の目に留まった。
プロ2年目の昨春には、SNSの不適切使用などで球団から処分を食らったこともあるが、持ち前の逆境での強さでさらなる活躍を見せられるか。