7月にロッテ入り石川慎吾が覚醒! 巨人で不発に終わった“ダイナマイト”が爆発した背景
選手が体調不良を理由に大量離脱するロッテで、存在感を発揮している。
2日の西武戦に「3番・左翼」でスタメン出場した石川慎吾(30)だ。0-1の初回に放った逆転2ランが決勝点となり、チームは3位に浮上した。
パの2位争いは、ロッテ、ソフトバンク、楽天が1ゲーム差にひしめく大混戦。7月3日に小沼とのトレードで巨人から移籍した石川は、ここまで41試合出場で打率.356、2本塁打をマーク。得点圏では17打数8安打の打率.471、8打点と勝負強さを発揮している。
東大阪大柏原高から2011年ドラフト3位で日本ハム入り。16年オフに巨人へトレード移籍した。移籍初年度の17年はキャリアハイの99試合出場を果たすも、以降は二軍暮らしが続いた。二軍では打率3割を優に超える成績を残し、今季もロッテ移籍前まで打率.358と無双状態だったが、一軍出場はゼロだった。
■巨人ではあくまで対左投手要員
パ球団の編成担当は、「ロッテでノビノビやれていることが奏功しているのではないか」と、こう続ける。