楽天・石井一久監督が今季限りで退任へ…最終戦でCS進出逃し決断
楽天・石井一久監督(50)が今季限りで退任することが分かった。きのう(10日)のクライマックスシリーズ進出をかけた、ロッテとの今季最終戦で完封負け。試合後は「(去就は)まだ分からない」と言葉を濁したが、2年連続の4位に終わり、ユニホームを脱ぐ決断をしたという。
石井は2018年9月にGM就任。21年からは監督を兼任。3年契約の最終年の今季は監督に専念したが、開幕で出遅れ。その後、一時は2位まで巻き返したが、最後に力尽きた。
「3位はBクラス」というのが持論。GMとして大金をかけて西武から浅村、ロッテから鈴木、ヤンキース退団の田中を獲得し、戦力強化を図ったが、GM、監督として一度も日本シリーズ進出を果たせなかった。退任は当然の帰結だったろう。