「二刀流」挑戦を表明 DeNAドラ3武田陸玖の勝算…ハム矢澤宏太と中日・根尾昂は苦戦中
24日、DeNAが横浜市内で新入団選手記者発表会を行った。
注目が集まったのは3球団競合のドラフト1位、度会隆輝(21)だが、話題は他にもある。選手紹介で「投手兼外野手」とアナウンスされたように、ドラフト3位の武田陸玖(18=山形中央高)が改めて、投手と野手の二刀流挑戦を表明したのだ。
発表会後に行われた囲み取材では「(球団からも)全力でサポートするということは言って頂いている。球団の方も僕の方も、話し合いながら、協力し合いながら頑張っていこうということを話しました」と、球団の許可を得たことを明かした。
山形中央高では甲子園出場こそなかったものの、打っては類稀なるミート力、投げては伸びのある直球を武器に、二刀流で活躍。高野連関係者は「投打どちらのレベルも高い」と舌を巻き、今年9月のU18W杯では投手兼野手で代表に選出された。打者として11打数4安打、打率.364で3打点をマーク。投手としては3試合に登板し、5回と3分の1を投げ自責点は0と、日本勢初の優勝に貢献。投打ともに結果を残した。