【ヤクルト編】高津監督は「50点」とご立腹も…大谷の影響で打撃崩した元三冠王・村上と超人・塩見の復活が追い風
高津臣吾監督(55)が28日、約1カ月間の沖縄キャンプを振り返り、「80点もない。50点」と厳しかった。
守護神候補の田口麗斗、3年ぶりの白星を目指す奥川恭伸の2人が、コンディション不良で離脱しただけに頭が痛い。
2021年に日本一。同年からセ・リーグV2を達成した。だが、昨年は5位。先週、高津監督に聞くと、「とにかく投手陣の整備に尽きます」と強調していた。この段階では奥川にメドが立ちつつあり、「中10日とか大事に使わないといけないけど、今年はやってくれそう」と表情は明るかった。それが、直後にコンデション不良で離脱。これがキャンプの「50点」の評価につながっているのだろう。
高津監督は開幕ローテ候補で2年目の吉村貢司郎への期待を口にした。問題はリリーフ陣で、勝ちパターンは、清水昇、木沢尚文、石山泰稚、故障で二軍落ちした田口ら。さらに、星知弥と新外国人のホセ・エスパーダを抑えなどの要所で使う構想があるようだが、「先発もリリーフも助っ人などの新戦力に頼るしかない部分はある」と頭をかいていた。