阪神が主力故障&不振で「筒香獲り」に現実味 岡田監督もかねて日本球界復帰を注視
「筒香はどうなってるんや?」
阪神の岡田彰布監督(65)は昨年、周囲にこうつぶやいたという。
22日にジャイアンツを退団、FAになった筒香は昨季、レンジャーズ3A、ジャイアンツ3Aに加え、米独立リーグにも所属するなど、メジャーでのプレーは叶わなかった。
岡田監督が米国で燻り続ける筒香のことを気にかけたのは、日本球界復帰の可能性を探っていたからだろう。
「岡田監督は大型補強には消極的で、助っ人選手のこともあまりアテにしていない。でも、日本で本塁打王を獲得するなど実績十分の筒香なら話は別。かねて筒香の古巣であるDeNAや巨人といったライバル球団が動向を注視する中、今の阪神は、野手陣が故障や不振に悩んでいますからね。筒香取りに動いても何ら不思議ではありません」(在阪の野球評論家)
実際、主砲の大山は下半身の疲労蓄積を理由に別メニュー調整。2年目の森下も20日のソフトバンク戦で右足を痛めたという。キャンプで右肩を肉離れした捕手の梅野もリハビリの段階だ。