ロッテ佐々木朗希また抹消でもドジャースは「ウエルカム!」…球団幹部が徹底マークの入れ込み具合
一軍に復帰したと思ったら、1試合に投げただけで再び二軍落ち。昨13日に「右の上肢(肩から指先まで)のコンディショニング不良」で登録を抹消されたロッテ・佐々木朗希(22)のことだ。
5月28日に「上半身の疲労回復が遅れているため大事を取って」登録を抹消。6月8日に復帰して広島戦で5勝目を挙げたものの、またしても登録を抹消することになった。ロッテOBの話。
「佐々木は人一倍、自分の体に敏感です。大船渡高3年夏、甲子園出場がかかっていたにもかかわらず、岩手大会の決勝を欠場したほど。おかれた状況にかかわらず、故障につながると思えば自分でブレーキを踏みますからね。高校時代に日本代表に選ばれるような投手は肘の靱帯に傷のひとつもあるものですけど、ロッテの首脳陣はプロ入り時の佐々木の靱帯があまりにきれいだったため仰天したといいます。佐々木はおそらく、肩や肘が万全の状態で今オフ、メジャーに行くつもりなのでしょう。よく言えば、自己管理能力に長けているのですが……」
佐々木はプロ5年目だが、シーズンを通してローテーションを守った経験が一度もない。「自己管理能力に長けている」といえば聞こえはいいけれど、首脳陣にとってこれほどアテにしづらい選手はいないのではないか。