オリックス遅すぎたエース宮城大弥の帰還…シーズン「まだ半分未満」も首位との差は絶望的

公開日: 更新日:

 頼れるエースが帰ってきたーーのはいいのだが……。

 昨27日のソフトバンク戦で一軍復帰登板を果たしたのが、オリックス宮城大弥(22)だ。

 5月8日の楽天戦後に左大胸筋の損傷が発覚。しばらく戦列を離れていた。復帰登板とあって5回85球でマウンドを降りたものの、2安打無失点で今季3勝目を手にした。

 女房役で先制2ランを放った捕手の森も、投球内容については「エースだなと感じた」と話すなど、頼れる左腕の帰還である。さらにこの日は中堅の福田も一軍復帰。初回、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取り、森の一発につなげた。

 もっとも、首位ソフトバンクとはすでに14.5ゲーム差。中嶋監督は自力優勝が消滅した前日、報道陣にそのことを聞かれると、「まだシーズン半分も終わってないよ。もう(残りシーズンは)ないの?」と皮肉。ある意味、普段通り、平常運転の対応だが、こうもゲーム差が離れていると手の打ちようがないのも事実だ。

 ソフトバンクは昨季12連敗を喫し、優勝戦線から勝手に転げ落ちて行った。就任1年目の小久保監督が率いる今季は投打が噛み合い、チームの雰囲気も良好。昨季のように崩れることは期待できない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議