ドジャース投壊深刻…大谷はレッドソックス戦力外の“兄貴分”上沢直之獲得を進言できないか?
大谷翔平(30)のドジャースがヒドい。
何がヒドいかって、7月に入ってからは、10失点以上が2試合に9失点が2試合。8試合中、半分の4試合は投手陣が火だるまになっているのだ。
山本由伸(25)が右肩腱板損傷、グラスノー(30)が腰の張り、トミー・ジョン手術明けのビューラー(29)が右臀部の炎症でそれぞれ負傷者リスト入り。チームの3本柱がすべて故障したうえに、昨年11勝のミラー(25)は防御率8.07と不調で3Aに降格。先発で踏ん張っている9勝のストーン(25)はシーズンを通して働いた経験がなく、ここ2試合はいずれも4失点で5回もたずにKOされている。
2位のパドレスに7.5ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区首位にいるのが不思議なほど、先発陣は壊滅状態。マイナーから実績のない若手を昇格させてしのいでいるのが実情だ。
米メディアは緊急補強の可能性を指摘。クロシェ(25=ホワイトソックス)やイオバルディ(34=レンジャーズ)らの名前があがっているが、彼らは実績もあるし、他球団も狙っている。獲得できる保証はないし、交換要員を考えればかなりの痛手を被る。ならば、確実に獲得できる選手に触手を伸ばすのが得策ではないか。