阪神・岡田監督「何かあるんやろ」と再び意味深発言…阿部巨人への揺さぶりは通用するのか

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「最も手ごわい相手は巨人。2年連続Bクラス、監督も代わって90周年の節目。相当やってくる」

 阪神岡田彰布監督(66)は今季を迎えるにあたり、こう言って阿部慎之助監督率いる巨人を警戒していた。

 昨季は原巨人相手に18勝6敗1分けと12個もの貯金をつくって18年ぶりのリーグ優勝を手繰り寄せたが、今年は大きな力の差はないと踏んでいたのだ。

 その見立て通り、ここまで両軍の対戦成績は11勝11敗1分けの五分。巨人は2日現在、首位広島に0.5差の2位で、3位阪神はそのライバルに5ゲーム差をつけられている。1日の甲子園での直接対決は1-3で七回降雨コールド負けを喫し、「しゃべる気にもならん。消化試合とちがう。台風の雨やろ?」などと、試合開催とコールドの判断を下した連盟への不満を口にしたのは、強烈な対抗心を抱く巨人に敗れたことも関係しているのだろう。

 実際、岡田監督は巨人戦では挑発めいた言動が目立つ。先発の才木が6回2失点の好投で勝利した8月31日の一戦は、初回に才木が5連打を浴びて2点を失った。二回以降は無失点と立ち直ったが、岡田監督は巨人の初回の連打について、「それは言われへんよ。あんな連打浴びるんやから、なんかあるんやろうな。それは言われへん。ちょっとな。二回からはある程度抑えられたわけやんか」と意味深なコメントをした。

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