巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々
巨人の阿部監督にやり玉に挙げられた。選手会長でもある大城卓三(31)のことだ。
「5番・一塁」で出場した前日15日の中日戦。三塁の坂本が体調不良で欠場したため、岡本和が一塁から三塁へ回り、捕手が本職の大城が9試合ぶりに一塁の守備に就いた。
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しかし、五回に拙守を連発。いずれも一、二塁間に飛んだ打球を追わずに内野安打にすると、さすがに2度目は投手の菅野が大城を指さして「なんで捕らない!」とばかりに怒りの表情を浮かべる一幕もあった。
1点差に迫られた六回にも送球が浮く場面があった。ヒヤヒヤプレーのオンパレードで、七回からベンチに下げられた。阿部監督は試合後、「大城をファーストで使ったのは僕のせい。(投手の菅野に)『申し訳ない』って言った。その後の打席で一回も振らずに帰ってくる精神力の弱さが露呈しちゃった。あんな打席があったら使いたくなくなっちゃう。いくら打つって言ったって2割5分、6分のホームラン3本だから」と手厳しかった。