吉川尚輝に「重症説」飛び交い巨人CSに懸念…最終戦“ほぼインチキ”で今季全試合スタメン達成も
巨人の吉川尚輝(29)が今季全試合スタメン出場を果たした。最終戦となった昨2日のDeNA戦に「3番・二塁」で先発出場。打席には立たず、初回に代打・中山を送られて途中交代した。
インチキみたいな“記録”だが、実はリーグ優勝直前に故障していた。
9月26日のDeNA戦の第2打席で、相手先発左腕のケイが投じた内角高めの152キロの直球をよけた際に転倒。その際、自身の肘が当たって肋骨付近を負傷したという。
吉川はその後も痛み止めを服用しながら、先発出場を続け、チームが4年ぶりのリーグ優勝を決めた同28日の広島戦では、4安打3得点と大暴れ。29試合連続出塁としていた。9月は打率.375、得点圏打率は.421と絶好調だった。
さる球界関係者がこう言った。
「肋骨骨折の疑いもあるそうです。果たして2週間後の16日に始まるCSファイナルSの初戦までに完治するのか。仮に間に合ったとしても、2週間の調整期間の練習は限られるだけに、絶好調を維持できるかは不透明。不動の3番打者の調子が落ちれば、4番・岡本の打撃にも大きく関わってくるし、巨人の得点力は半減します」