DeNA27年ぶり悲願のリーグVへ、補強費10億円の使い道…バウアー再獲得よりも注力すべきは?
「リーグ優勝からの日本一が最大の目標。会社全てをかけて、優勝にかけるのが今年の目標」
昨14日、DeNAの木村球団社長が年頭挨拶で27年ぶりのリーグ優勝に向けて熱弁をふるった。
昨季はリーグ3位からCSを勝ち上がり、日本シリーズでソフトバンクを撃破。1998年以来26年ぶりの日本一を達成したが、今季はその98年から遠ざかっているリーグ優勝が最重要課題だ。
このオフは、佐野が国内FA権を行使せず残留。阪神の岩田、ソフトバンクの笠谷の両左腕を獲得すると、ソフトバンクとのトレードで通算44勝左腕の浜口を放出し、内野手の三森を取った。一方で、フロントが示唆していた大型補強は実現には至っていない。
獲得に乗り出した中日の守護神・マルティネスは、ソフトバンクを含めた争奪戦に敗れ、巨人入り。海外FA権を行使した広島の九里らを調査したものの、目立った動きはなかった。
リーグ覇者の巨人はマルティネスに加え、FAでソフトバンクの正捕手・甲斐を獲得。楽天の田中将とも契約するなど大型補強を敢行。連覇に向けて遮二無二になっている。